考え方の整理も兼ねて、最近ぼんやりと考えていること。
効率主義
私はいわゆる効率主義である。何かに取り組むのであればなるべく短時間で多くの成果を出したいと思っている。
料理をするならばコンロとレンジはフル稼働したいし、レベル上げをするなら少し遠くまで赴いてちょっと強い敵を倒したい。こんなことを書いている今もスマホは忙しく周回作業をしている。ちょっと一周がみじけーな、もうちょい戦っててくれ
ただし、皆さんに知っておいてもらいたいのはあくまで「多くの成果を出したい」という思いで取り組んでいるのであって、必ずしも「出せている」訳では無いということである。なのでSNSなどでなんか言ってるときに「いやそれ効率わりーだろ」と石を投げるのはやめてほしいと思っている…
話を戻して、料理やゲームなんかで効率を求めるのは良いことだと思う。食事を始めるときに洗い物が片付いていたら嬉しいし、色々忙しくてあまりゲームをがっつりやる時間が取れなかったりすると、少ない時間は有効活用したい。
ただ私生活の中であまりにも効率を追い求めすぎてちょっと疲れてきてるんじゃないか?やめたほうがいいのでは?と最近ちょっと思い始めた。(単純に加齢でマルチタスクがしんどくなってきたのもあるかもしれない)
ざっくりとした現状
我が家は素敵な奥様1人にかわいい子が3人、みにくい豚のような男が1人の愉快な家庭だが、私が平日に山へ柴刈りに行くのに対し、素敵な奥様は変則的なスタイルで川へ洗濯へ行く。2日休んで1日働いて2日休んだり、5連勤して1日休んで6連勤したりする。ちょっと偉い人もうちょいシフト組むの上手くなりませんかね
人の必要な仕事だし、職場で急な休みが出れば電話がかかってきて急遽仕事になったりすることもある。我が家も小さい子供が多いため、急な休みを頂くことになる側に位置する以上は、なるべく受ける。持ちつ持たれつなのだ。
という訳でどっちか休みであればどっちか仕事のようなことが多く、土日ともなれば習い事だーの遊びに行くだーので忙しくなる。そこで時間を取られるとなれば朝に家事を終わらせてアレしてコレして、あぁ買い物にも行かないと、である程度効率を求められてくるのが現状である。
ひとつミスると習い事までに昼飯が食い終わらない、晩飯までに風呂に入れない、寝る時間が遅くなる、などなどのプレッシャーに怯えながらいろいろと家事をこなしていくのだ。
忙しいのは分かり切っているので朝から淡々と家事をこなしていくが、なにせ一緒にいるのは子供なので、まぁたびたびイレギュラーは起きるのである。牛乳をこぼした、廊下で転んだ、習い事の宿題やってない、これワッペン縫ってもらわないと、おいおい、マジか、なんで今言うんだ、昨日の夜に言え
「忘れてた」
で、ですよねーーーーーーー!!!俺も覚えがあるよ。ギリギリにならないと思い出さないんだよな。でも宿泊学習の前日20時に「持っていく腕時計なんだけど電池切れてる」は勘弁してくれな。あとよォ晩飯をよォ温めてんのによォ、全然風呂から出てこねェんだ。どうなってんだ。
ただこれ今だから面白おかしく書けるけど、ピークオブ忙しいのタイミングでやられると「ハァ!?」ってなっちゃいがちなんですよね。
自己完結できない効率の追求はよくない
でも冷静に考えると、勝手に効率を追い求めて勝手に忙しくしているだけなんですよね。掃除機くらいはまぁ朝やりたいけど、昼飯は間に合わなければふりかけご飯でも別に大丈夫だし、別にちょっとくらい晩飯が遅れても死なない。寝る時間だって30分遅くなったからなんなん?ではある。(毎回になってしまうなら見直した方が良いかもですが)
最初は「効率よく進めたい」から始まったはずの色々なことが、「この時間までにここまで終わっていないといけない」に変わって、「こんなに早く終わった!」から「予定が遅れる」に変わって、自分はこんなに頑張っているのに、なんでパートナーはやらないんだ、なんで子供たちは言ってもできないんだになって、余計なストレスが溜まるだけだなーと気が付いた。
まして自分起因で遅くなったり上手くいかないことに関しては切り替えが早いからなおのことタチが悪い…なのでそういう意味でも効率を考えるのは自分でできる範囲でとどめておいた方が無難なんだなって思いました。
気が付いただけで実践できているかというとまた別なのですが、家族の間くらいでは人に優しく、自分に厳しくを実践できるようになりたいなぁと思うのでした。
何事も大事なのは余裕
ここで言う余裕は「出来る」ことから来るゆとりではなくて、「出来ない」としても問題ないマージンを指しています。余白、と言ってもいいかもしれない。
まぁこのくらいは遅れても別にいいか、このくらいは失敗しても別に大丈夫か、と言う枠を自分なりに見定めることで、少しずつ行動にも余裕が出てくるのかなー、と思ったり。
整理整頓とかもそうですよね。私は容量10の棚があったらモノを10入れたくなるタイプなんですが、ここを7とか8で抑えておくことで、仕舞いたいものが増えたときでもとりあえず対応できる。時間も空間も心のゆとりも、空きスペースをきちんと作って過ごしていきたいものです。
本当はここで、
昔はシールとか渡したら一面にビッシリ貼ってた娘が、先日オリジナルグラスを作りに行ったときにものすごいシンプルな一品を仕上げていた。あ、なんか余白をうまく使えるようになったんだな、余白っていいな、って思った。
と言うエピソードを絡めてうまいこと良い感じにまとめたかったんですが、全然うまく絡められないのでとりあえずエピソードだけ垂れ流しておきます。
なんか読み返すと何を言いたいかよく分からない記事になっている気がしますが笑
このくらいゆるい感じで色々書いていって自分の整理に使うとともに、誰かの何かに良い作用があると嬉しいなと思っています。いじょ。
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