動かさなければどうということはない。
味方を速く、敵を遅く。CTの操作について解説します。ここではCT自体の操作に加えてCTの溜まり方の操作も併せて説明していきます。
1.概要
味方にはクロックアップと素早さバフをかけてCTを付与しまくり、
敵にはクロックダウンと素早さデバフをかけてCTを削りまくれ!!欲を言えばストップをかけろ!
最近は強力なクロックアップや、強力なクロックダウンもあるので注意しましょう。また、素早さのバフ / デバフやCTの付与 / 削り量は使用するアビリティによって異なります。よく説明文を読んで…もほぼ抽象的なことしか書いておらず意味がないので、実際に検証するか、インターネッツの力を借りて調べてみましょう!当ブログでもいつか別の記事でまとめるかもしれません。
2.CT操作の手段
CT操作といえば奇術師の出番です。ロフィアやラーフなど、初期の頃のユニットでレアリティが☆4でありながら、現役バリバリで活躍してくれます。1体居ればクロックアップとダウンにストップ、CTの増加も減少もこなすことができます。本記事の内容を確認するのにオススメェ!です。
2-1.CTの溜まり方の操作
前回の記事で、CTは素早さの1/10の値ずつ増加していくことを説明しました。ここではその溜まり方を操作する方法について説明します。その方法は大きく分けて以下の二つです。
①素早さの値を変化させる
②状態異常を用いる
①に関してはそのままです。エンハンサーの「速度付術」やアイテムの「速さの粉」、オーティマの「イル・アトモスフィア」などを使用することで、素早さの数値を変化させることができます。変化した数値はステータス画面で確認ができるのでその値を持って計算をしましょう!
このようにパラメータを変化させるものを「バフ・デバフ」と言います。増加効果がバフ、減少効果がデバフです。「バフ(デバフ)解除」で数値の変化を解除したり、「○○デバフ耐性」でそもそものデバフを無効化したり軽減することができます。
②に関してはおなじみのクロックアップやクロックダウンになります。ストップ及び石化も、CTに関わる状態異常となります。クロックダウンとストップ、石化はプロフェッサーの予防薬や隠密の神威転などで予防(解除)することができます。クロックアップは予防状態でもかかるので安心してください。効果を簡単に説明すると以下の通りです。
クロックアップ:CTが溜まる速度が1.5倍になる
※「強力な」は1.8倍
クロックダウン:CTが溜まる速度が0.5倍になる
※「強力な」は0.?倍(検証中)
ストップ:CTが溜まらなくなる(自然治癒有)
石化 :CTが溜まらなくなる(自然治癒無)
※ストップと石化にはリアクションアビリティが発動しなくなる効果もあります
溜まる速度が1.5倍?0.5倍?それってどういうこと?となるかもしれませんが、単純に素早さが1.5倍、0.5倍になったと思えば大丈夫です。計算するときは小数を切り捨てるのをお忘れなく。
なお、クロックアップやクロックダウン、ストップは永続効果ではありません。「よーしこのまま押し切れるぞ!」なーんて思ったときに効果が切れて重たい一撃を喰らって全滅…なんて経験はないでしょうか。これらの状態異常は35単位時間経過で解除されます。(単位時間については前回の記事を見てくださいね)実際の戦闘中に35単位を数えるのはなかなか至難の業ですので、自分なりに目安を見つけて頑張りましょう…
例えば、素早さ200のユニットにクロックアップをかけると素早さ300相当となり、1単位時間でCTが30溜まります。毎ターン移動+行動をしていたとすると、30 × 35 = 1050CTなので、10回行動後~11回目の行動開始の間にクロックアップが切れることになります。
2-2.CT自体の操作
これについてはとても簡単で、単純にアビリティ発動時点で溜まっているCTに対して計算を行えば問題ありません。ただし、詠唱の伴うアビリティ(奇術師のオーバークロックやフィーアのスパークレイなど)を使用する場合は、相手のCTが100になる前に間に合うかどうか?に気を付ける必要があります。詠唱については上級編にて取り扱います。
3.CT計算の具体例
を、記載しようと思ったのですが集中力が切れたので後日追記いたします。
(4/24追記)
Case1:オーバークロック
オーバークロックがただ即時行動をさせるためだけの魔法だと思っていませんか?具体的に計算をして、その恐ろしさを確認してみましょう。
マップに以下のユニットが居るとします。
①敵 :素早さ190、CT23、HP余裕あり
②味方武闘家:素早さ200、CT0、瀕死
③味方奇術師:素早さ100、CT100
敵を一撃で倒さないとやられてしまう…けれどどのスキルでも一撃では倒せない…ためるを使ってからの攻撃だったら倒せるのに!なんてシーンで奇術師のターンです。ここでオーバークロックを使って、ためる→攻撃に持って行けるか??計算してみましょう。詠唱についてはこの次の上級編で取り扱いますので、ここでは「オーバークロックは4単位で発動する」ということだけ覚えておいてください。
単位時間 | 敵CT (素早さ190) | 武闘家CT (素早さ200) | オバクロCT (詠唱速度250) |
0 | 23 | 0 | 0 |
1 | 42 | 20 | 25 |
2 | 61 | 40 | 50 |
3 | 80 | 60 | 75 |
4 | 99 | 80 | 100 オーバークロック発動! 武闘家にCTを100加算 |
4 | 99 | 180 ためる+待機 CT80消費 | – |
4 | 99 | 100 まだ100以上なので 連続行動可能。撃破! | – |
無事撃破することができました!クエストクリアです。おめでとうございます。
オーバークロックという魔法は、「即時行動を可能にする魔法」ではなく、「CTを100加算する魔法」であることに注意が必要です。今回のケースではCTが100増えているのに、「ためる+待機」でCTを80しか使わなかったので、無事間に合いました。かなりギリギリでした…
もしも「ためる+移動」をしていたら?も併せてみてみましょう。
単位時間 | 敵CT (素早さ190) | 武闘家CT (素早さ200) | オバクロCT (詠唱速度250) |
0 | 23 | 0 | 0 |
1 | 42 | 20 | 25 |
2 | 61 | 40 | 50 |
3 | 80 | 60 | 75 |
4 | 99 | 80 | 100 オーバークロック発動! 武闘家にCTを100加算 |
4 | 99 | 180 ためる+移動 CT100消費 | – |
4 | 99 | 80 | – |
5 | 118 敵ターン開始 やられてしまった… | 100 | – |
やられてしまいました…なんとかCTは100溜まったものの、敵のほうが余剰分が多かったので、先に行動されてしまいましたね。
実際のゲーム画面では、CTが100を超えた場合は全て100と表示されてしまうため、奇術師のターンでここまで計算しないといけません。マルチクエストやランクマッチなど、時間制限のある状況では計算の速度も求められてきますね!うまい人の頭の中では、「ここでラーフにオバクロ唱えられても間に合うな…」なんて考えが回っているのでしょうか。(ちなみに某回の1stの方はそんなもん感覚だとおっしゃってました)
Case2:CT削り
動かさなければどうということはない。敵の攻撃が激しいクエストも、CTを削り続ければ敵にターンを回さずに終わらせることができます。とはいえ大抵のCT削り技は「割合削り」です。つまり、相手のCTがなるべく高いときにあてたほうが効果が大きいということです!なお、例え相手のCTをゼロにするスキルであったとしても使用回数には限りがありますから、ギリギリまで他の行動をしてから削る方が効果が大きいです。次でも間に合うのか?いま撃たないと間に合わないのか?例を挙げてみてみましょう。
マップに以下のユニットが居るとします。
①敵 :素早さ100、CT60、クロックダウン
②味方ノイン:素早さ200、CT0、クロックアップ
よくある素早さダウンかけてクロックダウンかけてタコ殴り状態ですね。ノインは相手のCTをゼロにするスキルを所持しています!クロックダウンがかかっているので敵の素早さは0.5倍の50、ノインはクロックアップがかかっているので素早さは1.5倍の300として計算します。
単位時間 | 敵CT (素早さ50) | 味方CT (素早さ300) |
0 | 60 | 0 |
1 | 65 | 30 |
2 | 70 | 60 |
3 | 75 | 90 |
4 | 80 | 120 攻撃+待機 (CT80消費) |
4 | 80 | 40 |
5 | 85 | 70 |
6 | 90 | 100 削り+待機 (CT80消費) |
6 | 0 | 20 |
4単位目で敵のCTが80も溜まっているので削りたくなるのですが、グッとこらえて通常攻撃をしても間に合うことがわかります。6単位目は調子に乗って通常攻撃をすると、敵のターンが回ってきてしまいますね。
単純にこちらは毎ターンCTを80消費するとすれば、素早さが300相当なので3単位で次の行動が可能になります。敵の素早さは50相当なので、3単位で15溜まることから、基本的には敵のCTが74以下であれば通常攻撃をしてもいいことになります。(余剰分があるので、4単位目のようにもう少し余裕があるパターンもあり)
このケースではクロックアップ / ダウンがかかっているため、効果が切れるタイミングには注意が必要です。
4.終わりに
前回の記事は書くのにものすごい時間がかかってしまい、今回はもう少しサクサク書いてみようと思ったのですが、やはりなかなかうまくいきませんでした。反省です。また、本記事はPCで書いていますが、スマホから見るとやっぱり表示がたがたで見づらいところが多いですね。。。徐々に勉強していきます!
どうしても具体例や画像を交えないと分かりづらい分野だと思いますので、そう遠くないうちに加筆修正を加えたいと思います。その時はTwitterでお知らせしますね。
(4/24追記)
遅くなりましたが追記を行いました!今回は表を使ってみましたがイマイチ…表の横に文字を書きたいんですけどね。エクセルで書いて画像で張り付けたほうが見やすいのかな…
CT関係については残り
・詠唱と詠唱短縮
についてを記載する予定です。
それでは。
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